元々は大正以前からある築100年を超えた2世帯の長屋を京町家宿として蘇らせました。
西陣・上七軒といった由緒ある地域との関係性を紡ぐために、壁紙には木や土や藁を使い、和紙は京唐紙の素材を活用することで「むら」を取り入れ、外壁は京都の雰囲気に馴染ませるために黒色の素材として炭化焼杉を使用しました。
どのお部屋も京都の造形を見立てるように構成し、ゆったりとした空間にアンティーク家具を配し、日本の美意識の元にありながらもアジアやヨーロッパの美をも溶け込ませた優雅な空間を演出しています。
ご就寝前には旅の疲れを広々とした檜浴槽で庭を見ながら湯浴みをのんびりお愉しみください。