2017年秋、愛犬と泊まれる京町家としてリニューアルオープン。春に鮮やかなピンクの花を咲かせることにちなんで、「豊麗」、「唯一の恋」という花言葉の「かりん」という名前をつけました。
玄関を上がりすぐの「みせの間」には、デザイナーこだわりの特殊な左官仕上げが施されており、アクセントに天然の葉を壁全体に塗り込み、漆喰のような質感と土壁のような落ち着いた空間を演出しています。ちょっとしたお食事や軽くお酒を飲むのにちょうどよい、手作りのテーブルも用意されています。
昔から大切に使われてきた硝子障子、杢目の美しい格天井や迫力のある大きな梁、珍しい形状の鴨居、京町家らしい少し急な階段など、新しく造ろうと思っても造れない京町家の魅力が詰まっています。